パートナーシップ制度とは?メリットはある?
この記事で伝えたい事
この記事では自治体で導入されているパートナーシップ制度について自分でも再認識しながら書こうと思います。
先日のこんなツイートを見ました。
実際にゲイである僕が感じていることも少し触れながら書いていきます。
同性カップル認めるパートナーシップ制度 来月導入へ 横浜
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) November 27, 2019
横浜市は、同性のカップルを公的に認めるパートナーシップ制度を来月から導入します。外国人からの届け出も見込んで、英語などに翻訳した証明書も交付することにしています。https://t.co/QHUcVM0J3g
もくじ
パートナーシップ制度って何?
最近少しずつ広まってきている制度で知っている人も増えてきたのではないでしょうか?
簡単にまとめると…
セクシャルマイノリティーを持つ人でも「人生のパートナー」として認めるよ!
結婚しているとして"自治体"が認めるよ!
という制度です。めちゃくちゃざっくりまとめました(笑)
もう少しちゃんとまとめると…
「理念に基づき、様々な事情によって、婚姻の届出をせず、あるいはできず、悩みや生きづらさを抱えている性的少数者や事実婚の方を対象」に、お互いを人生のパートナーとして認めるということです。
同性がこの制度を利用できるのは多分みなさん知っている情報だと思いますが、
実は男女でも婚姻届を出していないカップルであれば制度が受けられるんです!
これは意外ですよね。僕もこの記事を書く前に調べていて初めて知りました(笑)
ブログを書く前にこういった情報を手に入れられる事はすごく自分の実になった気がしてモチベーション上がります。(笑)
余談はさておき次に進みたいと思います。
制度が受けられる条件は?
次にこの制度を受けるための条件について見ていきたいと思います。
横浜市を例にしていくと…
- 成年に達していること
- 横浜市民であること。または一方の方が市民で、他方の方が転入を予定(3か月以内)していること
- 婚姻していないこと
- 宣誓者以外の方とパートナーシップ関係がないこと
- 近親者などでないこと
※横浜市のHPより引用
以上5つが条件になります。
要は、「成人」、「お互いに横浜市民」、「結婚していない」、「現在パートナーシップ制度を受けていない」、「親戚、家族ではない」ということですね。
結婚との違い
続いて男女の結婚とどう違うの?といった疑問に答えていこうかと思います。
一番大きな違いといえばやはり「法的」な拘束が無いことでしょう。
あくまで自治体が認めているのであって、法的に認められているわけでは無いので効力がまだまだ弱いです。
例えば、男女の事実婚(内縁)は最高裁判所でも「婚姻に準ずる関係にある」認められていますが
パートナーシップではそのような事はありません。
パートナーになるとどう変わる?
先ほどの話から行くとあまり効力が無いという話ばかりで、どういった効力があるのか気になると思います。
具体的にどういった場面て効力を発揮するかというと…
- 住居の賃貸契約
- 病院などの面会
- 住宅ローン(民間企業側が認めた場合のみ)
- 健康保険等の保険料受取人(民間企業側が認めた場合のみ)
- 携帯の家族割引サービス
- 会社の福利厚生(民間企業側が認めた場合のみ)
などなど…
生活の面で役に立つ場面が結構あると思います。
ちなみに僕が現在勤めている会社ではパートナーシップ制度を認め、扶養家族として申請できたり、休暇や手当てが貰えたりします。
ぶっちゃけ、会社に認められているとしても申告しづらいのが現状だと思いますけどね(笑)
それでも僕は少しずつでも前進していると思いますし、会社で認められた時は嬉しかったです。
おまけ
いかがだったでしょうか?
今回の記事は自分にとっても実になる内容でした。
最後に僕的な感想を適当に書いて終わりにしようかなと思います(笑)
この制度は住んでいる自治体に導入されたとしたらすぐに役所に駆け込みたいぐらいに思っています。
男女のカップルで例えるなら、一緒に暮らしたい、いろんなサービスを二人で受けたい
そう思うと思いますが、僕も同じです。
実はゲイカップルだと賃貸を借りる時に受け付けてくれなかったりするのが現状だからです。
今回の記事を書きましたが「世間は僕らのことを認めてくれない!」と嘆くつもりは全くありません。
でも、認めてもらえるのはかなり喜びを感じます。人間誰でも同じだと思います。
例え友達、会社だとしてもそれは少しずつ前に進んでいる証拠だと思うのでそれでまずは十分だと思います。
これからもありのままの姿を何気なくオープンにしながらマイペースに生きていきます(笑)
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